SimilarWebPROを使ってベンチマークすべき競合サイトを発見する4つの方法

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みなさんは、普段「競合」をどのようにベンチマークしているでしょうか? また、何を基準に「競合」と考えてますか?

自社のサービス内容に絶対的な競合優位性があるとしても、それがユーザーに認知されなければ意味がありません。「ビジネスモデルとしての競合」という枠を超え、「マーケティングにおける競合」を意識する必要があります

SimilarWebPROは基本的に「競合サイト分析ツール」という立ち位置ではありますが、その解析対象のサイト数には一切制限がありません。

そのため、いくつかの機能を駆使すれば、新たにベンチマークすべき競合サイトを発見していくこともできます。今回はベンチマークするべき競合をSimilarWebによって探していく、そんな手法をご紹介します。

ベンチマーク:製品、サービス、プロセスを継続的に測定し、パフォーマンスの良い競合他社やその他の優良企業のパフォーマンスと比較すること 

1.共通のユーザー層を持ったサイトを発見する

ビジネスモデルや業界としてまったく異なる分野のサイトだとしても、「共通のユーザー属性」を持つサイトは、競合サイトとまでは言わなくても、ベンチマークすべきサイトだと言えるでしょう。

SimilarWebPROの「利用者の興味(Audience interests)」機能を使えば、対象サイトに関して、同一セッション内で見られている別のサイトを表示することができます

SimilarWeb PRO hulu.com

いわば、「このサイトを見ている人はこんなサイトも見ています」というようなレコメンドシステムのようなイメージです。

たとえば、あなたが不動産サイトを運営している立場だとしましょう。この同一セッション内で見られているサイトを調べると、「ウェディング系のサイトを見ているユーザーが、不動産情報サイトも見ている」というような結果が得られました。するとここから、結婚の準備のために、新居を探している新婚夫婦が同じタイミングでサイトを見ているかもしれないという仮説がたてられます。

その仮説から、あなたはそのウェディングサイトのレイアウトや導線、文言などを参考にすることで、新婚夫婦向けの物件を購入してもらうためのサイト作りのヒントになるかもしれません。自社サイト・競合サイトのユーザーが他によく見ているサイトは、その規模や流入ソースなど、しっかりとベンチマークしていく必要があるでしょう。

2.検索エンジン上の競合サイトを発見する

「競合を探す(Keyword competitor)」機能を使うと、あらゆるキーワードの情報を加味した上で「検索エンジン上で競合しているサイト」を自動で割り出してくれます

例えば自社がサービスサイトである場合、自社が掲載されているようなポータルサイトでも「検索エンジン上では」競合にあたることもあります。

SimilarWeb PRO hulu.jp

また、上の画像のように、「hulu.jp」のサイトのオーガニックキーワードでの競合の中には有料の配信サービスよりも動画アップロード・ダウンロードサイトが少なからずランクインしています。

ビジネス的な競合サイトを意識しているだけだと、このように「Web上での競合サイト」を見落としがちになってしまいますが、SimilarWebPROであればこれらのサイトを発見することができます

3.自社業界内でのトップサイトを発見する

SimilarWebPROには「サイトランキング機能」があります。これは、先月分のPV数に基づくランキングを表示するもので、国籍と業界カテゴリーでフィルターをかけることもできます。

SimilarWeb Pro Top Sites

上記は「日本」の「不動産(Real Estate)業界」のランキングです。自社の属する業界の中でもサイト規模が大きいところは「なんとなく」ではわかっているものの、「実際にどのサイトが一番大きいのか?」客観的な数値ランキングで見ることができます

また、このランキングを毎月チェックしていれば、急上昇サイトも発見できます。それら、ランキングトップクラスないしは急成長サイトに関しては、競合優位のポイントや真似したい部分を探すために、特にベンチマークを強めていくことが必要になってくるでしょう。

4.流入ソース別にベンチマークすべきサイトを発見する

SimilarWebPROに備わっている「業界分析」のうち「Category Leaders」機能を使用すると、業界・国籍内で流入ソース別のアクセスシェアランキングを見ることができます

たとえば下記は「日本」の「人材業界(Jobs and Employment)」内での「Display Advertising」の流入シェアランキングです。

SimilarWeb Pro Industry Analysis

1位のGreenさんは日本の人材関連サイトの中で一番ディスプレイ広告流入が多いということになります。

このランキンクをどのように利用すればいいでしょうか?

たとえば自社が人材関連サイトを運営していて、「ディスプレイ広告を強化したい」と考えているならば、このランキングを利用し、上位のサイトが「どのような広告ネットワークを利用しているか」「どんなバナーを出しているか」をSimilarWebPROでまた解析し、参考にすればいいわけです

この「Category Leaders」機能は同様にリファラーや検索エンジン別でもランキングを見ることができるので、自社の強化したいソースですでに成果を出しているサイトを見つけ、ベンチマークするのに非常に有効です

まとめ

いかがでしたでしょうか?

SimilarWebPROを活用すれば、普段意識している競合サイト以外にもかなりの数のベンチマークサイトを発見することができます。

これら発見したサイトを一つ一つ、SimilarWebPROで個別に解析し、その良いところを自社に取り入れたり、競合比較を行ったりすることで、さらなるサイト改善が見込めます。

みなさんも、ぜひSimilarWebPROを活用し、自社の成長の一助となるベンチマークサイトを探してみてください!

▼競合分析の手法を知りたい人は以下がオススメ!

※ ライバルを出し抜くサイト競合分析5つの手法

※ SimilarWebPROの『比較機能』で競合と自分のWebサイトのトラフィックを比べる方法

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海江田 諭

Sales株式会社ギャプライズ
2014年株式会社ギャプライズ入社後、ビジネスディベロッパーとしてSimilarWeb事業の立ち上げに尽力。現在はSimilarWebPROの営業の傍ら、社内外のセミナーにてSimilarWebPROの普及に努める。自称SimilarWebエヴァンジェリスト

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