「Yahoo! 検索」がSSL化も「SimilarWeb PRO」の解析には影響なし!検索キーワードも取得可能

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*2015/8/14:弊社で執筆した記事に誤った内容があったため、修正いたしました。ご指摘いただいた皆様ありがとうございました。また、誤った内容を公開してしまいましたことお詫び申し上げます。

昨日、普段Google Analyticsなどでのアクセス解析に携わっている人たちに対して衝撃のニュースが舞い込んできました。

Yahoo!検索 SSL化のお知らせ

2011年10月にSSL化を進めているGoogle検索に引き続き、「Yahoo!検索」もSSL化を行うとの発表があったのです。Yahooによれば、より強力なセキュリティ基準を採用したサービスを提供するため、2015年8月18日より段階的に、検索結果にSSLと呼ばれる暗号化プロトコルを使用する、とのこと。

これにより、サイトを運営する企業や個人は、ウェブサイトのアクセス解析時に、「Yahoo!検索」から検索されウェブサイトに流入したトラフィックの検索キーワードを取得することができなくなると思われます。(*まだ「Yahoo!検索」では実装形態の詳細まではアナウンスが出ていないので、ここではGoogleと同じ仕様になると仮定しています。)

とは言え、実は「Yahoo!検索」のSSL化に伴い、その検索キーワードが取得できなくなるのは「Google Analytics」などのいわゆる解析ツールで競合分析ツール「SimilarWebPRO」では、データの取得方法、解釈方法が異なるため検索キーワード取得に影響がありません。

「SimilarWeb PRO」はなぜSSL環境でもデータが取得できるのか?

上記「Google Analytics」などではブラウザが送信するHTMLヘッダ情報を元にキーワードを含むリファラ情報を取得しています。実際に8/14時点でSSL化されているGoogleと、SSL化されていない「Yahoo!」で検索して目的のサイトに訪問した際のリファラは下記のようになっています。

■Google

google

■Yahoo!

Yahoo

このように現行の「Yahoo!検索」ではまだリファラ情報の中にキーワード情報(?p=)が残っています。
*Googleのリファラ情報の処理は、実際SSLどうこうということではなく、document.referrerというオブジェクトを使って、Googleからは来ているけど検索クエリはからの状態にサーバーサイドで置き換えています。その結果(not provided)になります。なので、SSL化というよりも、「Yahoo!検索」のGoogle化といったほうがわかりやすいかもしれません。

対して「SimilarWeb PRO」では、詳細は割愛しますが、主に取得しているのはクリックストリームデータと呼ばれるユーザーの行動履歴からアクセス解析を行っています。

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「SimilarWeb PRO」のデータ取得方法

データの取得経路が異なる

上記のように一般的な解析ツールはヘッダ情報からリファラ情報を取得するのに対し、SimilarWebPROでは先述のクリックストリームデータから必要な情報を取得します。「Yahoo!検索」がSSL化してもヘッダからは情報を取得していないSimilarWebPROは変わらず下記のようなクリックストリームデータが取得できます。

「Yahoo  検索」がSSL化も「SimilarWeb PRO」の解析には影響なし!検索キーワードも取得可能   シミラーウェブブログ

このURLの中に暗号化されたキーワードや様々な情報が入っているのですが、SimilarWeb社ではこの暗号化されたURLを元のキーワードに戻すというアルゴリズムを持っています。(これはGoogleAnalyticsなどでも同じですが今回のSSL化(Google化)に伴い元のデータが書き換えられてなくなってしまうのでできなくなります)

そのため、Google経由はもちろんYahoo検索から流入してきているユーザーが検索したキーワードも抽出が可能なのです。この話をするとよく「個人情報は大丈夫なのか?」とご質問を頂くのですが、個人を特定する情報は一切取得していませんのでご安心下さい。

今回の「Yahoo!検索のSSL化」に伴い、検索キーワードが取得できなくなることで、多くのウェブサイトを運営する個人や企業の方が影響が出るのではないでしょうか。ただ、個人的には検索キーワード以外にも来訪ユーザーのインテントを理解する方法もありますし、むしろ検索以外の行動に注目していったほうが成果が出しやすい場合もあると思います。

Yahooのリリースにはそこまで技術的な詳細が書かれていないので、18日のリリースをもって実装状況を確認する必要はあると思います。

とはいえ、SimilarWebユーザーの方々は、この影響がないためこれまでどおり安心してツールをご使用してください。これからも、SimilarWebはより精度の高いデータをご提供できるよう日々向上を努めてまいりますので、よろしくお願いします。

*今回の誤った記事を修正するにあたり、助言をくださった皆様、またご指摘を頂いた皆様、まことにありがとうございました。また、誤った記事により誤解を招いてしまいましたこと、改めてお詫び申し上げます。(2015/8/14記)

*関連記事:「(not provided)も怖くない!? 「Yahoo!検索」SSL化を乗り切る7つの方法

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SimilarWeb 編集部

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