ECサイト解析でわかった!世界的にじわじわキテる人気サプリは「テアニン」

サプリメント

健康志向の広がりは日本国内では様々な産業を刺激しています。

そのなかでも健康食品、サプリメント(以下、サプリ)の産業は日本国内で1兆5000万円を超える市場になっています。日本のサプリ市場は、サプリが食品としての扱いになるため明確な法律がなく、品質や基準は各メーカーに委ねられているのが特徴です。

一方、アメリカはセルフメディケーション文化と高い技術により、サプリ大国と言われています。アメリカは、高額な医療費をかけないために日本より予防志向が強い傾向があります。また品質に対する厳しい法律と、情報開示の義務があるので、これらの環境を考慮するとアメリカのサプリは安全で効果も得られやすいと期待できるでしょう。

しかし海外のサプリは薬事法に接触してしまうため、日本国内で製造販売できないものも多く、入手するには海外で購入する必要があります。

では、そんな輸入代行業者では現在、どのようなサプリが注目されているのでしょうか?

国内でも輸入代行業者が多数ありますが、私が日ごろ利用しているサプリメントや自然食品などを販売するECサイト“iHerb”で今後、国内外を問わず業界を刺激し、流行の兆しが見えるサプリは何なのかを競合サイト分析ツール「SimilarWeb」を使って探してみたいと思います。

分析対象のサイト:サプリ&自然食品販売サイト「iHerb」とは?

「iHerb」はサプリメントなどをはじめとする自然食品を世界中に販売するECサイトで、各国の言語と通貨にローカライズ対応をしており、非常に使いやすいユーザーインターフェースのサイトです。

iherbトップ

www.iherb.com

直近の半年間(2015年3月~8月)のアクセス解析を行ってみると、「Health>Products and Shopping」のカテゴリーランキングで2位に位置し、業界での地位を物語っています。

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ちなみに、上記カテゴリでの1位は話題のウェラブルデバイスのfitbitでした。最近テレビCMでもお馴染みですね。

国別のアクセス解析:アジア人の利用がここ1年で増加!

次に、国ごとのアクセスシェアを見てみましょう。

2015国ごと

2015年3月~8月の国別アクセスシェア(デスクトップ)

アメリカのサービスですので、国ごとのアクセスは1位アメリカで22.3%です。次いで、2位ロシア17.33%。日本はなんと3位の7.15%のシェアに位置しています。

2位以降アジア諸国のアクセスが多く、アジア人の健康への興味が感じられますね。

2014国ごと

2014年3月~8月の国別アクセスシェア(デスクトップ)

上記は2014年3月~8月の上位4ヵ国の順位の変動のないものの、1年で中国からのアクセスが増えました。

すでにアメリカ本国以外でもロシア、韓国、日本ではすでにiHerbのサービスが浸透しており、アジア人のアクセスの割合が1年前と比べて増加傾向にあります

キーワードから人気商品と将来性のある商品を見抜く!

直近6ヶ月の検索キーワードを分析

サプリと一言で言っても非常に種類が豊富なため、ユーザーがどの類のプロダクトに興味を示しているかキーワードを拾ってみました。

アクセスシェア2015

直近6か月、2015年3~8月の「ブランドのキーワードを除く」設定にて、国別のアクセス数通り、英語以外にアジア圏の言語が多く散見されます。

「iHerb」の各国言語とスペルミスを除くと上位3種のキーワードが

  • 4位(実質1位) Шруки=グレープフルーツエキス(メンタルヘルス、美容)
  • 9位(実質2位) nutritional yeast=酵母菌(整腸、デトックス)
  • 13位(実質3位) 100% raw manuka honey & bee venom=無精製のマヌカハニー(殺菌、整腸、甘味料、保湿)

となりました。

急上昇ワードはリラックス効果と集中力UP「Lテアニン」!

次に、少し角度を変えて直近の1ヵ月の急上昇しているキーワードでソートをかけました。

すると、ユーザーの興味が圧倒的に飛躍したプロダクトが見つかりました。

キーワード成長率

  • 1位 l-theanine=テアニン
  • 2位 глюкозамин=グルコサミン(軟骨の再生促進)
  • 3位 クレアチン (筋肉増大、維持)

によるアクセスの成長率数が上がっています。

直近6ヵ月間から、さらに6ヵ月に遡っても…

2014年9月~2015年 2月 急上昇キーワード

1位に「テアニン」のキーワードで急上昇しています。

つまり、ここ1年間でユーザーの興味の成長が著しいことがわかります。

 「テアニン」って何?これから注目される成分!?

この「テアニン」あまり聞きなれない成分ではないでしょうか?

このテアニンに着目し成分、効果を調べてみますと、以下のような効果があるそうです。

テアニンの健康効果

  • リラックス効果
  • 冷え性を改善する効果
  • 睡眠を促す効果
  • 集中力を高める効果
  • 月経前症候群、更年期障害の症状を改善する効果
  • 高血圧を予防する効果

「わかさ生活|成分情報|テアニン」より)

また、コーヒーや近年人気のエナジードリンクに多く含まれる「カフェイン」に対し拮抗作用があり、カフェインのアッパー系(高揚感)とは対照的に、テアニンはダウナー系(鎮静感)の作用が期待できる様です。

日本でもテアニンによるアクセス数を集めているメーカーがありました。

太陽

会社名を除くキーワードでは成長率が高く推移しています。

ただ、Googleで「テアニン」と検索してみると、検索結果が約243,000件とそれほど多くないので、まだまだ未成熟の市場と言えそうです。

テアニン

対照的なカフェインと比べると、検索結果数が6分の1以下ということになります。

カフェイン

コンディションによって集中力アップ方法が異なるようですが、今後もテアニン商品が成長し国内外問わず競争が激しくなりそうですね。

コンディションにあったサプリを選び、明日も頑張りましょう!

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SimilarWeb 編集部

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