【Infographic】モバイルへの移行?これからのポテンシャルは?2015年のソーシャルメディアマーケティングのトレンド

ソーシャルメディアを深く理解し、有効に活用することは多くのマーケティング担当者にとって大きなテーマとなっています。しかし、ソーシャルメディアは常に進化し、現状を把握することは難しくなっています。

そこで、現状のソーシャルメディアを理解するために、2015年のソーシャルメディアマーケティングの概観をインフォグラフィックとしてまとめました。このデータは、SimilarWeb[シミラーウェブ]、SmartInsights.comJBHの分析と調査に基づいています。

最も人気のあるSNSはダントツ「facebook」

現在、世界で最も人気のあるソーシャルメディアは何なのでしょうか?

Global Web Indexの調査によれば、2015年1月における世界のインターネットユーザーのアカウント取得率はfacebookが81%でダントツの1位。次いで、YoutubeとGoogle+が60%で同率2位、twitterは53%で世界4位となっています。 近年、着々とアカウント数を伸ばしているInstagramは、実際は29%のシェアにとどまっており、まだまだインターネットユーザーの大部分に広がっていないという結果です。ビジネス向けのSNSであるLinkedinは13%となりました。

2015年1月における世界のインターネットユーザーのアカウント取得率 source by Global Web Index ▲2015年1月における世界のインターネットユーザーのアカウント取得率 source by Global Web Index

 

ソーシャルメディアの成長ポテンシャルは?

Global Web Indexの調査から、世界全体の人口におけるソーシャルメディアと、インターネットユーザーの割合が明らかになっています。

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調査によれば、以下のような結果です。

  • 世界全体の人口におけるソーシャルメディアアカウント取得率は29%
  • 世界全体の人口におけるインターネットユーザーは42%

このデータから、ソーシャルメディアはインターネットユーザー全体にはまだ広がりきってはおらず、これからもより成長するポテンシャルがあると考えられるでしょう。とりわけ、モバイルユーザーの増加はこれからどんどん広がっています。

モバイルユーザーの重要性

企業のマーケティング活動において”モバイル上”でのユーザー接点を重要視する「モバイルファースト」という言葉はすでに市民権を得て、ソーシャルメディアにおいてもモバイルのその重要性が高まっています。 以下は2015年の第二四半期(7月〜9月)のモバイルから各ソーシャルメディアへの流入における月間成長率を表しています。

概観として、各ソーシャルメディアが、一様にモバイルのシェアを増やし、特にTwitterやPinterestは大きな成長率を誇っています。

2015年の第二四半期(7月〜9月)のモバイルからの流入の月間平均の成長率 source by SimilarWeb▲2015年の第二四半期(7月〜9月)のモバイルからの流入における月間平均成長率 source by SimilarWeb

 

Android上で、最も人気かつアクティブなソーシャルアプリは?

次は各ソーシャルメディアのアクティブユーザー率と、Androidユーザーの各ソーシャルアプリダウンロード率を見ていきましょう。

※このデータは米国で調査されたものです

アメリカにおける各ソーシャルメディアのアクティブ率と、アメリカの全Androidユーザーにおけるダウンロード率▲アメリカにおける各ソーシャルメディアのアクティブ率と、アメリカの全Androidユーザーにおけるダウンロード率

  •  Youtube:Androidユーザーの中の30.14%がアプリをダウンロードし、その実に99.48%がアクティブにアプリを使用しています。各ソーシャルアプリの中では最も高いアクティブ率です
  • facebook:アクティブ率が70.93%で、ダウンロード率も66.07%となり、両方とも高い割合を誇っています
  • twitter:アクティブ率が24.10%、ダウンロード率19.66%です。その大きな知名度の割に、あまりアクティブに使っているユーザーが少ないようです
  • Pinterest:アクティブ率が17.64%、ダウンロード率18.62%
  • Linkedin:アクティブ率が5.95%、ダウンロード率10.76%

これらのデータを見ると、Youtubeやfacebookはより広範囲の人の日常に根付いているソーシャルメディアであるのに対して、twitterやPinterest、Linkedinはニッチなユーザーによってブランド価値が支えられているようです。

ソーシャルメディアはウェディングとファッションECに影響力が高い

では、ソーシャルメディアは、どの業界のEコマースに良い影響を与えているのでしょうか?

世界全体のECサイトへのソーシャル流入における、業界別シェアの割合を調査しました。

世界全体のECサイトへのソーシャル流入における、業界別シェアの割合▲世界全体のECサイトへのソーシャル流入における、業界別シェアの割合

上位6位の業界は以下のようになっています。

  1. ウエディング 11.38%
  2. ファッション 6.14%
  3. 骨董品および収集品 5.88%
  4. 郷土品 5.63%
  5. ジュエリー 5.63%
  6. 出版物 4.17%

さらに国別でソーシャル流入の特徴を見ると、アメリカとイギリスではウェディングやファッション系のECサイトへ流入が多いのですが、一方、フランスやインドでは骨董品おとび収集品に関心が多いという傾向にありました。 これらの違いを考えると、もしこれから新しく世界に対してECサイトを展開する場合、このような場所の特性を考えることが必須となるでしょう。

最もコスト効率の良いマーケティングチャネルは?

Smart Insight社では、「ビジネスのリード(見込み客)や売上につながるかどうか」という観点から、サイトへの流入チャネルを企業で働くマーケターに評価、アンケート調査を実施しました。

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  •  調査を受けた中の33%のマーケターがソーシャルメディアマーケティングに対して、高い評価または平均以上の評価をしている。比較対象として、他のマーケティング手法はディスプレイ広告が19%、オンラインPRが23%である
  • 調査を受けたマーケターの中で「ソーシャルメディアを使用していない」と答えたのはった4%である。他の項目は、SEOが5%、オンラインPRが9%、有料広告が13%、ディスプレイ広告が16%である。

以上のことから、欧米のマーケターの中の3分の1がソーシャルメディアを使ったマーケティングに手応えを感じており、高い効果を期待していないまでもほぼ9割の企業が行っている必須のマーケティングと言えるでしょう。

2015年の各ソーシャルメディアHOTな話題

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Facebook:新機能が続々!

「like」ボタンとは違うボタンの導入検討、ニュースフィードやプロフィールなどの刷新など、facebookは常に新しい機能を導入しており、facebookの動向はマーケターにとって常に注目していなければいけなさそうです。

Twitter:140文字がどんどん撤廃!?

twitterは、すでにダイレクトメッセージについては140字の制限を撤廃しています。それに続き、ツイート自体の140文字制限を撤廃する可能性も一部報道されています。これが本当に実施されるのであれば、twitterにとって、大きな変革になることでしょう。

Instagram:高エンゲージメント率を誇る広告

Instagramは、URLと数枚の写真をスワイプでユーザーに見せることができるカルーセル広告を提供開始しました。そのエンゲージメント率はfacebookの10倍とも言われ、企業のブランディングにおいて重要なメディアです。

Pinterest:Eコマースに大きな影響か?

写真共有SNSであるPinterestが「Buy it(購入する)」ボタンを実装し、Apple Payまたはクレジットカードで写真にある洋服や靴などの商品を直接購入できるようになり、EC業者にとってこれから注目でしょう。

あなたの商品やサービスを広めるために使うソーシャルメディアは「これを使っておけばマーケティングとして正解だ」というものはありません。しかし、SNSを有効に使うことで、ユーザーのエンゲージメントを高め、ブランディングや実際の購入へとつなげることは可能です。

そのためにはまず、各ソーシャルメディアの特性をきちんと理解する必要があります。常に各ソーシャルメディアの動向を把握し続け、最良のソーシャルメディアマーケティングを行っていきましょう。

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※本記事は以下の記事を翻訳・加筆修正して作成されました。

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SimilarWeb 編集部

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