『グノシー』『LINE』『Yahoo』・・・5つのニュースアプリ比較分析から見えてくるユーザー層の違い

ニュースアプリ競合調査

こんにちはインターンの橋本です!

突然ですが、みなさんはニュースアプリを利用していますか?

実は私、そろそろ就職活動の足音が聞こえ始めてきてしまったため、ニュースにもっと効率よく触れていきたいと考えていました。そこで、ニュースアプリを使用するというのは最適な手段であるのは間違いない。

じゃあ、アプリストアに立ち並ぶニュースアプリは、実のところ、どれを利用したらいいんでしょう? 実際に使用してみるのも良いですが、やっぱりたくさんのユーザーがきちんと使っているものが良いですよね。それを知るには嘘をつかない「実際のデータ」を見るのが一番のはず!

というわけで、自分にぴったりのニュースアプリを見つけ出すべく、競合Web解析ツール「SimialrWeb(シミラーウェブ)」を用いて、国内5大「ニュースアプリ」のユーザー使用実態を丸裸にしてみました!

調査対象とするアプリ

本記事では、Google Play ストアの「ニュース&雑誌」カテゴリに登録されているアプリの中から、過去28日間で最も使われた次の5つを調査対象とします。

  1. Yahoo! JAPAN
  2. SmartNews
  3. グノシー
  4. LINE NEWS
  5. Yahoo! News

以上5大ニュースアプリがどのように使われているのかを調査し、どれが自分にぴったりなのか見ていきましょう。

(注:本記事で扱っているデータはあくまでSimilarWeb独自に収集・処理したデータのため、実際の値とは多少ズレが生じている可能性がございます。あらかじめご了承ください。)

ストアランキングではYahoo!が最強

まずはGoogle Playストアの「News」カテゴリのアプリランキング推移を見ていきましょう。

 ランキング推移

Google Play ストアのランキングは、「ダウンロード数」「アクティブユーザー数」「評価」などの要因によって決まるといわれています。

SimilarWebによって、最も使われているとされた上記5つのアプリですが、ストアのランキングではYahoo!発の2アプリが最強で、それらにSmartNewsとグノシーが追随しているといった形です。

ランキングとは裏腹なアクティブ率

次は1日あたりのアクティブユーザー率(DAU)を見ていきましょう。

 アクティブユーザー率

当該アプリをインストールしているユーザーのうち、1日あたりに利用したユーザーの割合は、ランキングとは裏腹にLINE NEWSがダントツ1位(61.69%)という結果になりました。過去3ヶ月間で、LINE NEWSをインストールしているユーザーのうち平均しておよそ7割が毎日アプリを利用しているというわけです。

いっぽうで、ランキング1位であったYahoo! Newsはアクティブユーザー率が最下位(31.33%)という驚きの結果に。平たく言えば、Yahoo! JAPANアプリとは使用率に大きな差があるというわけですね。

みんなはどれくらいの時間、ニュースを読んでいるのか?

次に1セッションあたりの使用時間を比較してみましょう。

アプリを起動したときに、平均でどれくらいの時間を費やしてニュースをチェックしているのかということです。

 平均使用時間

平均で、グノシーが第1位(8分40秒)、SmartNewsが第2位(7分27秒)、LINE NEWSが第3位(7分07秒)とYahoo!の2つを大きく引き離しています。

「人の手によるニュース」を標榜しニュースとしてのコンテンツの質を訴求しているYahoo! Newsは短い時間で読まれています。対して、マンガコンテンツをアピールしたり、「テレビをザッピングする感覚」とか「読まなくてもわかる」といったライトなコンテンツとしての訴求を行っているグノシーやLINE NEWSなどのほうが長い時間をかけて読まれていることが分かります。

もちろん、長い時間をかけて読まれるニュースが質の良いコンテンツであるとは必ずしも言えません。むしろ、短い時間で把握できるほうが、情報としての利用価値は高いといえるでしょう。

少なくとも、この結果から言えるのは、グノシー、SmartNews、LINE NEWSは長時間にわたって、ユーザーの興味を引くコンテンツを呈示することに成功しているということだけですね。

1日の中で見える顕著な使用パターン

時間帯ごとにおける使用状況をより詳しく見ていきます。

 usage pattern

SmartNews、グノシー、LINE NEWSは1日のうち4回の顕著な使用ピークがあります。

  1. 朝の通勤・通学時間帯
  2. 昼食時間帯
  3. 夕方の帰宅時間帯
  4. 夜の就寝前時間帯

の4つです。

これらは、いわゆる「手持無沙汰なスキマ時間」とくくることができますね。「スマホをいじりたくなるとき」ともいえるかもしれません。

このグラフでSmartewsとグノシーを比較したときに非常に興味深いのは、「SmartNewsは朝早くに最初のピークを迎え、夜遅くに最後のピークを迎える」が、「グノシーは1時間ほど遅く最初のピークを迎え、1時間ほど早く最後のピークを迎える」という点です。

言い換えると、SmartNewsユーザーは早起き遅寝型、グノシーユーザーは遅起き早寝型となります。

SmartNewsユーザーは朝から晩まで外出している社会人、グノシーユーザーは学生など比較的外出時間が短い人が多いという傾向を読み取っても無理はないでしょう。これはユーザーの大まかな年齢層を推測するヒントにもなります。

長く使えるニュースアプリはこれだ!

次に、インストール後、アプリの使用を継続的に使用しているユーザーの割合(リテンション)の推移を見ていきましょう。この棒グラフは一定期間ごとの、アプリの使用を続けている人の割合を表しています。グラフの値が小さくなればなるほど、ユーザーはアプリを使わなくなっているということになります。

ニュースアプリのリテンション

まず、目につくのはLINE NEWSの息の長さです。インストールから28日経っても驚異的なリテンション率を保っています。

一方、グノシーはインストール後最初の7日間まではSmartNewsより少しリテンションは高いですが、それ以降はSmartNewsのほうが高いリテンションを保っています。SmartNewsのほうが長期的なスパンで見るとよく使われていると言えます。

これは、類似したアプリである両者を両方インストールして比較したユーザーが、結局SmartNewsのほうを選び取っているという可能性も示唆しています。

結論:ユーザーの使用傾向をふまえて私が選んだニュースアプリは…

個人的には、ニュースアプリの最初の一歩としてSmartNewsをまず使ってみるのがよさそうだと感じました。

セッションあたりの使用時間も長く、興味深いコンテンツのボリュームが大きいことが予想されるし、使用傾向からも比較的社会人が多いのではないかと推測される。また、リテンションも強い(長期的に利用されている)。

というわけでしばらくニュースアプリで情報収集をやってみようと思います!

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今回の「ニュースアプリ」の分析記事は、SimilarWebのApp Engagement機能を利用して作成されました。

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橋本 拓実

橋本 拓実

大学2年次の2015年10月より株式会社ギャプライズに長期インターン生として入社。大学では心理学を専攻する傍ら、地元の塾で英語講師を務める。週末は弓道サークルの幹事長として活動中。

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