【第4回】SimilarWebユーザー会レポート:IR情報を活用したデュー・デリジェンスにトライ!

「通常の業務では決まった使い方しかありませんが、ユーザー会に参加すると、新しい使い方を学べ、多くの気づきを得れらます。」

SimilarWeb オフィシャルパートナーである株式会社ギャプライズでは、SimilarWebをご利用頂いているお客様向けにワークショップを開催しています。

お集まり頂いたお客様は複数のグループに別れ、解析について熟達した弊社カスタマーサクセスのファシリテーションの元、一つのテーマに取り組みます。

今回のテーマは「デュー・デリジェンス」

SimilarWebのデータだけでなく、オフラインのデータを組み合わせ、課題に取り組みました。

本稿はワークショップの内容、そして参加されたお客様の”生の声”をご紹介します。

SimilarWebユーザー会;会場

SimilarWebユーザー会とは?

今回のテーマは「デュー・デリジェンス」

今回で第4回目となるSimilarWebユーザー会。

不定期で開催され、ワークショップだけでなく、SimilarWebの最新アップデート情報、そして弊社カスタマーサクセスやお客様同士でざっくばらんに情報共有できる懇親会を取り行っています。

ご好評につき、今後は毎月1度の開催となりました。

当日アジェンダ

  1. SimilarWeb最新アップデート情報
  2. ワークショップ
  3. 解析結果発表
  4. 表彰式
  5. 懇親会

今回のワークショップ。テーマは「デュー・デリジェンス」。

デュー・デリジェンスとは?

投資を行うにあたって、投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査することを指します。デューデリジェンスには、組織や財務活動の調査をするビジネス・デューデリジェンス、財務内容などからリスクを把握するファイナンス・デューデリジェンス、定款や登記事項などの法的なものをチェックするリーガル・デューデリジェンスなどがあります。

引用元:https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/te/J0603.html

今回は複数の「婦人向けメディア」をIR情報とSimilarWebのデータを組み合わせて解析し、どのメディアがサービス内容および財務面で優れているのか判断し、事業買収のシミレーションを行います。

買収後、様々なデータ解析からどのような付加価値を加えることで、ビジネスを拡張できるのか、ユーザーのみなさまにご提案頂きました。

ワークショップ概要

SimilarWebを活用したデュー・デリジェンス事例

今回のワークショップで取り扱った、SimilarWebを活用したデュー・デリジェンス手法。

海外事例となりますが、SimilarWebのお客様であるJefferiesやJ.P.Morganでは実際に企業査定をする際に行なっている手法です。

デュー・デリジェンスを行う際、これまでは財務や省庁各所のデータなど、パブリックのデータがメインでした。

しかし、IT化が進む昨今において、Web上における各社のパフォーマンスの判断も重要な指標の一つとなってきています。

この時、SimilarWebを活用することで各社のWeb上におけるパフォーマンスを正確に判断することで、デュー・デリジェンスに応用できます。

発表内容【IR x SimilarWeb】

IR情報とSimilarWebでデュー・デリジェンスを体験!

今回は、焦点を「婦人向けメディア」の査定に当てた今回のワークショップ。調査手法はシンプルな4ステップです。

  1. 調査対象のIR情報を解析し、注力している事業内容を把握
  2. 調査対象の特徴を把握し、類似サービスとその特徴を比較
  3. 査定結果から事業買収先メディアを選定
  4. 投資先メディアを自身で運営する場合、どのように最適化するか考える

今回は4つのグループに別れて調査。どの班もユニークなアウトプットが出ました。

各班のアプローチ手法と、その発表内容をご紹介します。

※ユーザー会では実在する企業のIR情報を取り扱っておりますが、下記にて取り扱う企業名はアルファベットで記載しています。またアルファベットと実在する企業の頭文字とは関係ありません。

1班:シンガポールx子育て支援

1班では、とあるメディアAのIR情報に着目。

詳しく解析していくと、Aは「子育て支援」に関する事業においてあまり投資していないことが判明しました。

これを切り口に、班の中で海外の子育て事情に詳しいユーザーから「シンガポールの教育システムを要素として加えてみてはどうだろう?」と、子育て支援事業に海外事例を組み合わせ、新しい子育て支援事業のアイデアを創出しました。

1班のアプローチ手法

2班:Webから店舗への導線確保

2班はB社のIR情報に注目し、国内でさらに市場拡大が可能だと判断した製品に注目。

カスタマージャーニーを作成し、実際にWeb上でユーザーが想定している購買プロセスを辿っているのかをSimilarWebを活用して解析しました。

2班のアプローチ手法

3班:競合商品も取り扱う新規メディアの創出

3班はC社のIR情報から、市場占有率の高い商材にフォーカス。

国内のみに焦点を当て、Web上における各メディアの市場占有率と事業内容を調査し、事業買収先をピックアップ。

そこから、ブランド力やターゲットとしている層を考慮し、メディアとしての公平性を保つことを目的に、競合商品も取り扱う新しいメディアを提案しました。

2班のアプローチ手法

4班:「妊活」のキーワードに焦点を当てた事業立案

4班では、D社のIR情報からまだ取れていないと思われる妊娠初期〜出産のママ層をターゲットとして選定。

SimilarWebのキーワード解析機能を徹底的に使い、ターゲット層がどこに行き、何を見ているのかを緻密に解析。

その上で「妊活」のキーワードで市場設計しているD’の事業買収を考案。

4班のアプローチ手法

結果は…?

厳正なる審査の結果、今回は「競合商品も取り扱う新規メディアの創出」を提案した3班が優勝しました。

優勝チーム

どの班も市場および競合を緻密に解析し、提案内容は明日にでも実際のビジネスにトレースできる内容ばかり。

ユーザー会で出てきたアウトプットが、今後、実際にビジネスとして世にでるかもしれません。

お客様による”生の声”

盛況のうちに閉幕したユーザー会。

その後の懇親会では、筆者が今回ご参加頂いたお客様の何名かに、ワークショップのご感想を伺いました。

※個人情報保護のため、企業名および氏名は個人を特定できない表記になっております。

【業種:企画業】A氏

──いかがでしたか?

各班のメンバーに与えられた課題に対して、お互い話し合い、こういう目的で達成しようというのをSimilarWebを通して、一緒にワークできたのはいい経験でした。

解析手法の中で、当社ではまだ実践できていない部分がありました。特に、IR情報を絡めて解析する点。

これは今日参加するまで知らなかった手法ですので、持ち帰って自身の業界で解析してみます。チームに共有し、さらに有効的な活用方法を目指していきます。

【業種:旅行代理店】B氏

──いかがでしたか?

前回のユーザー会もそうでしたが、すごく面白かったです。自分だけでアイデア出しや解析を行うと、限界があります。

しかし、ユーザー会で一緒に課題に取り組んだ方と話し「こんなアプローチの仕方があるのか!」「こういう命題を掲げると、より掘り下げた解析ができるな」といった、ヒントをたくさん頂けました。

今回、デュー・デリジェンスがテーマでしたが、競合企業の財務諸表を見たり、SimilarWebで解析を行うことで競合企業の強みや弱みを明瞭化しました。それによって自社が今どのような状況にあるのか、見直すことができるのです。

今回の手法をトレースし、自身の業務に落とし込みます。

また、今回参加したことで「テーマ決め」の重要性に気づきました。SimilarWebは闇雲に使えば、何かがわかるものではありません。「何を見つけようとする」か。目的を大事にしないと見えてこない。そのため、テーマ決めが重要だと、再度、この重要性に気づきました。

ただ、そのテーマ決めが難しい。今回の財務諸表視点の解析から、テーマ決め攻略に向け、道筋が見えてきた気がします。

【業種:人材紹介】C氏

──いかがでしたか?

非常に有意義な会になりました。日常的にSimilarWebを使っていますが、通常の業務では決まった使い方しかありませんでした。しかし、こちらに参加すると、新しい使い方を学べるため、多くの気づきを得られます。ここがユーザー会の良い点です。

今回参加させて頂き、改めて基本機能をうまく使いこなせていなかったなと気づきました。競合の特徴を容易に把握できるような機能がありましたが、これまで見られていなかった。明日から実務に落としていきます。

【業種:デジタルマーケティング】D氏

──いかがでしたか?

普段、営業の際にSimilarWebを活用しています。このとき、自分でデータから仮説を生み出すことより、お客様に求められるがままにデータから示唆を見出すことにフォーカスしていました。

ただ、今回セールスサイドではなく、デュー・デリジェンスを行う立場でSimilarWebを使ったため、従来とは異なる視点で解析に臨めたのが非常に勉強になりました。

加えて、いつもはSimilarWebのデータ単体から示唆を見出していましたが、今回はIR情報等のオフラインデータを組み合わせて解析する点は、非常に良いと思いました。

オフラインデータとSimilarWebのオンラインデータを組み合わせてデータ解析することによって、SimilarWebを「どのようなときに使えばいいのか」がわかりました。これは、今回のイベントで得られた最も大きな知見です。

これまでは、ただお客様から求められるままに「データから示唆を見出す」だけで満足していました。しかし明日からは「お客様はどういうことをやりたいのか」「競合はどうなのか」「どの商品を売りたいのか」「弱い部分を補いたいのか強みを伸ばしたいのか」など、文脈や背景を捉えながらSimilarWebを活用していこうと思います。

ポジショントークをするのではなく、お客様のビジネスの文脈及び背景を見据え、歩みを共にするような提案を行いたいです。

【業種:デジタルマーケティング】E氏

──いかがでしたか?

毎回参加させて頂いていますが、他参加者と議論を交わすことで「自分にはなかったSimilarWebに関する知見」が増え、とても刺激を受けます。

自分と同じくらい、ないし、自分よりもSimilarWebを使っている方の解析手法や視点を得られることが、ユーザー会の良い点です。

会社で自分しかSimilarWebを使わない人、特定の部署でしか使えていないSimilarWeb利用者の方々には、ユーザー会への参加を強くおすすめします。

【業種:メディア】 F氏

──いかがでしたか?

普段の業務とは違う観点でSimilarWebを使うので、新鮮な目線で取り組めました。各チームで切り口が異なるため、どれも参考になりました。

またユーザー会の最後に、貴社のコンサルタントが紹介していたBI(ビジネス・インテリジェンス)を活用したSimilarWebのアウトプットが非常に良かったです。

時系列でデータを見た時、検索キーワードと実際にランディングするページとの関係性を解析する時、BIの活用は時間短縮になりますし、なによりもデータがビジュアライズされることによってデータ把握が圧倒的に容易になると思いました。

実務に転用してみたいです。

まとめ

SimilarWebは抽出できるデータが膨大なため、解析の仕方や着眼点によってアウトプットが大きく異なります。

ユーザー会ではSimilarWebのエキスパートでる弊社カスタマーサクセス、また解析およびアウトプットを日々こなしているコンサルタントやアナリストも参加しています。

  • アウトプットがうまく出せない
  • SimilarWebを検討しているが、導入後が不安
  • 自社のビジネスへの転用の仕方がわからない

このような悩みがあるお客様は、ぜひ一度SimilarWebユーザー会にご参加頂き、日々の悩みや導入検討における不安をご相談くださいませ。

みなさまのデジタルマーケティングにおけるROIが最大になるよう、サポートいたします。

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Yo Harasawa

Yo Harasawa

SNS広告を用いたディレクション、Marketing Automationを用いたMQLの生成、SimilarWebによるWeb解析に従事。 みなさまのデジタルマーケティング課題解決に寄与できるコンテンツを配信していきます。 記事内容に関しますご質問は、お気軽に弊社or私のTwitterまでご連絡ください。

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