そのサイトリニューアル効果ある? 早稲田大学Webサイトから見るリニューアルの成果

photo by Chris Chan / CC BY

・サイトリニューアルをしたらPVが下がった!
・ものすごい時間とお金をかけてリニューアルしたけど効果がよくわからない!
・そもそもリニューアルする必要あったの?

Webディレクターをしていると、こんな話しをよく聞きます。
とはいえWebの移り変わりは早いもの。いつまでもリニューアルを避けているわけにもいきません。

そんなとき、

・他社ではリニューアルしてこのような成果があった
・うちの業界では今リニューアルしても効果がないかもしれない
・スマホ、タブレットどこまで対応するべきか

こんなことがリニューアル前にわかったら、世のWeb担当者はどんなにうれしいことでしょうか?

はい、わかっちゃうんです。
そう、シミラーウェブならね。

今回は少し前に話題になっていた、早稲田大学のWebサイトリニューアルを題材に、リニューアル前後の効果測定をシミラーウェブを使って行いました。

ちなみに早稲田大学のリニューアル目的などは、以下のブログなどで細かく解説されておりますので、そのあたりも踏まえてデータを見るとよりおもしろいかと思います。

参考:早稲田大学のサイトリニューアルはなぜスゴイのか?

参考:早稲田大学のサイトリニューアルがなぜこんなにひどいのか。

それではいってみましょう。

▼分析概要
使用ツール「SimilarWebPRO」
分析対象:http://www.waseda.jp/

リニューアル後のPV数に変化は?

それではまずPCにおけるリニューアル前後の「訪問者数」「平均滞在時間」「平均ページビュー」「直帰率」を見比べてみましょう。サイトがリニューアルされたのが2014年11月5日(水)だったので、変動要因の多いリニューアル直後の11月を除く前年同月比較で、2013年12月~3月と2014年12月~3月を比較しました。

訪問数・平均時間は伸びているものの、PV数、直帰率共に悪くなってしまっています。サイトのメディア化をテーマにリニューアルしたにも関わらず、PV数が減ったとなっては大問題。

これだけの規模のリニューアルを失敗したとなると、Webディレクターも冷や汗もんですね。
さて、本当に今回のリニューアルは失敗だったのでしょうか?もう少し深く見てみましょう。

実はモバイルに大きな変化

それでは次にモバイルデータを含めて比較してみましょう。

モバイル

上記の通り、モバイルのアクセスが急激に増えており、ピークである3月にはPCとほぼ同様のアクセスを獲得しています。今回のリニューアルにおいてポイントとして置かれていたマルチデバイス対応がぴったりとはまった結果ではないでしょうか。それもそのはず、現在の中高生におけるデバイスの所有比率を見てみると…


ベネッセ教育総合研究所「中高生のICT利用実態調査 2014」調べ

上記の通り、スマートフォンの所有比率はパソコンを超える勢いで伸びているのです。このデータと分析結果から見ると、今回の早稲田大学リニューアルおける目的とタイミングは適切な判断であったと言えるのではないでしょうか。

ちなみにライバル慶応との差は…

最後に、早慶戦のポスターでも話題になっていた永遠のライバル、慶応大学とのアクセス差異を見てみましょう。

比較

リニューアル直後では一瞬早稲田が慶応を抜いたものの、12月以降は慶応に軍配が上がりました。しかしその差は非常に僅差、Web上でも熱い戦いを繰り広げているようですね。

今回は早稲田大学のサイトリニューアルを題材に、リニューアル前後の効果検証を行いました。このような分析を元に計画を立てるだけでも、サイトリニューアルの成功確率は上がるのではないでしょうか。

サイトリニューアルに怯えるWebディレクターに本記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまた次回。

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SimilarWeb 編集部

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