【翻訳記事】What’s Big in Japan?

Japanese Flag on MacBook Pro screen

*この記事はSimilarWebのデータを使用しています。文中で取り上げられるデータは統計処理などをおこなった類推データを含みます。また、アプリ分析によるデータはすべてandroidのみのデータであり、iosのデータは含まれておりません。

以下はSimilarWeb公式ブログ”Websites and Apps: What’s Big and Trending in Japan?“の翻訳記事です。また、画像はすべて原文より引用したものです。

豊かなテクノロジーと発展の歴史を有する日本ですが、SimilarWebの膨大かつグローバルなサンプルはその日本で「なにが影響力を持ち、トレンドなのか」ということを発見するためのカギになっています。私たちのデータによれば、日本人のインターネット/アプリ事情は、他国のそれと一線を画しており、これらのトレンドを知ることは日本のデジタル市場において勢力を伸ばすには不可欠でしょう。

最も衝撃的な事実は、日本におけるLINE利用率の高さです。このアプリは通話、ビデオ通話、スタンプなどの機能を提供しています。Fast Companyの最近の記事によれば『LINEは革新的、そして収益創出的な現象となった』とのこと。LINEはただのコミュニケーションアプリとしてスタートしたものの、小売店や食品配達業を展開し、ゲームやスタンプ、そしてカメラなど様々な“LINEブランドのアプリ”も公開しています。

SimilarWebのアプリ使用ランク機能によれば、LINEは日本で第1位のアンドロイドアプリです。また、2016年初頭の段階でGoogleFacebookといった極めてポピュラーなアプリでさえ凌駕しています。LINEは日本におけるアンドロイド端末の80%でインストールされており、1日当たりの平均使用時間は45分ほど。さらに、リテンション率にいたっては極めて高い値を叩き出しています。最近のUninstalls Reportによれば、ほとんどのアプリはユーザーの80%がインストール後3日以内に放棄するのに対して、LINEは30日経ってもユーザーの77%が使いつづけるのです。コミュニケーションカテゴリのアプリが平均してたったの2%のユーザーしか使い続けないことに鑑みると、これは驚くべきことといえます。さらにアプリのリテンション率や他の統計量をご覧になりたい方は、SimilarWebのデモをご検討ください。

実は、LINEは日本人にこれほど気に入られているにも関わらず、他のアジア/太平洋地域の国々ではその人気を広げあぐねています。下記のグラフでは、タイとインドネシアが特徴的です。というのも、LINEがFacebook Messenger, WhatsApp, WeChat, KakaoTalk, Viberなどの名だたる競合を負かしているからです。また、純粋にタイにおける現在のイントール数だけを見ると日本よりも高い割合を誇っています(タイにおける90%のアンドロイド端末にLINEがインストールされている)。シンガポールでは、LINEは50%以上のインストール率で、WhatsAppとMessengerにそれほど遅れをとっているわけでもありません。もしLINEがその勢力を伸ばしたいと願うなら、シンガポールやフィリピン、オーストラリア、そしてインドのような国々に集中するのが効果的かもしれません。相応しいデジタル戦略を用いることで、LINEはすぐにもそれらの国でもナンバーワンのアプリになることができるでしょう。

アジア/太平洋地域外のエリアでいうと、USでは少ないながらも根強い人気があります。アプリのインストール率は4%を維持し続けています。しかし、この比較的少ないインストール率にも関わらず、かなり高い1日あたり使用率を誇っていて、31%ものアクティブユーザーがいるのです。このおかげで、SimilarWebのアプリ使用ランクによればUSにおけるコミュニケーションアプリランキングでは11位にランクインしました。この傾向はUKでも顕著であり、アンドロイド端末の3.5%にインストールされ、34%のアクティブユーザー率を保っています。

LINE以外のアプリでは、Twitterが日本ではかなり人気です。一方、全世界のデータにおいては、Facebookが最も人気のあるSNSであり、デスクトップのトラフィックシェアでは2/3近くがFacebook.comへのアクセスです。Twitterはたったの11%と遠く及びませんが、USだけ見ると13%に上昇します。しかしながら、USではTwitterは2番目に人気というわけではなく、21%のアクセスシェアを持つRedditに取って代わられています。

日本では話は全く違ったものになってきます。日本においてはFacebookや他のどんなSNSよりもTwitterが利用されています。下記のグラフでは、Twitterが市場の半分以上を占め、それ以外はFacebookと他のSNSによって二分されることがはっきりと見てとれますね。これは、Facebookが一強であり、Twitterがその2番手を争う全世界やUSとはかなり対照的といえます。日本における成功のためには、どんな企業もこれらのトレンドを念頭に置き、適切にデジタル戦略を変化させる必要があるのです。

原文:”Websites and Apps: What’s Big and Trending in Japan?

著者:モッシュ アレクセンベルグ
SimilarWeb社のコンテンツ・デジタルインサイト部長。戦略的マネジメントのMBAを取得し、コンテンツマーケティング、デジタルストーリーテリング、データ分析を専門とする。

The following two tabs change content below.

橋本 拓実

大学2年次の2015年10月より株式会社ギャプライズに長期インターン生として入社。専攻は心理学。

▼競合サイトのアクセスや 直帰率、リファラー、広告の出稿状況などあらゆる指標で分析できる!競合サイト分析ツール「SimilarWebPRO」の詳細はここをクリック

競合サイト分析ツール「SimilarWebPRO」Competitve Intelligence Solutions