競合分析だけではダメ!?業界分析で抑えるべき3つのポイント

おかげさまでSimilarWebのユーザーの方も日に日に、増加しておりますWeb/アプリにおける”競合分析”も、かなり普及してきた、と言えるのではないでしょうか。

しかしながら、以前の記事でもご紹介したように”競合分析”だけでは不十分で、むしろ大事なビジネスチャンスを見逃してしまう恐れもあります。

今回は、SimilarWeb PROを活用して効率よく”業界分析”を行うべき3つの理由と、その分析手法を解説させていただきます。

※本記事に使用しているデータはSimilarWeb PROによって計測された統計データ、類推データを含みます。

広告媒体やビジネスパートナーを発見する

例えば、自身が家電メーカーの経営者だったと仮定しましょう。そのとき分析、監視すべきは競合の家電メーカーだけで十分でしょうか?

実際は、売り上げを挙げるためには広告をはじめとしたマーケティング施策や顧客との接点である小売店(パートナー)も非常に重要です。新製品を紹介するメディアや家電量販店のECサイトで規模の大きいところがあれば当然、自社製品を紹介、広告掲載してほしい、量販店には自社製品を取り扱ってほしいと考えるでしょう。

しかし、流動的なWeb/アプリの世界では、新興サイト、サービスが急激にアクセスを伸ばし業界シェアを獲得する、といったこともしばしばあります。気づいたときにはそれこそ、競合に穴をあけられていた、ということも考えられます。

SimilarWeb PROの業界分析機能には”Top Websites(サイトランキング)”機能が付いています。大小240に及ぶカテゴリを選択し、そのカテゴリの最大10000件の業界ランキングを毎月、取得できます。

この機能を活用することで、そもそも自社サイトが業界内でどのくらいの立ち位置にいるのか?といった勢力図を描いたり、知っているようで知らなかった大規模メディアの発見につなげることもできます。

Excelファイルでエクスポートすることもできるので、毎月のデータを一つのシートにまとめていくことで先月200位にいたサイトが今月は100位にランクを上げている、といったような急成長サイトをいち早く発見することも可能になります。

そうして見つけたメディアやパートナー企業は、自社のマーケティングやサービス拡販の強い味方となってくれるでしょう。

業界スタンダード(平均値)を把握する

普段、SimilarWebを使って自社と他社サイトを比較したり、Google Analyticsを使って自社のアクセス解析をしたりして、競合とのアクセス差異や自社の成長度合いに一喜一憂されている方も多いかと思います。

しかし、業界平均がどうなっているのか?ということに注目されている方は少ないのではないでしょうか。

SimilarWeb PROの”業界分析”機能には、サイトの滞在時間や平均PV数、直帰率等の業界の平均値を取得できる機能があります。

自社のサイトの数値が過去に比べてよくなっていた、といっても実は業界平均より遥かに低かったなんて可能性もあるので、業界の平均値は定期的にチェックすることが重要です。

既存のカテゴリの枠が少々大きすぎる、といった場合はカスタムカテゴリ機能を使ってオリジナルの業界を作成し、大カテゴリと小カテゴリ、それぞれの平均値を出して比較してみるのもオススメです。

業界の動向を定期モニタリングする

競合分析と同じく業界分析も定期的に行わなければ意味がありません。一回把握しただけで終わり、では前述したサイトランキングや業界平均値の急激な変化に対応できなくなってしまいます。

Google検索のアルゴリズムが変わったり、サービスが廃止されたり、海外の巨大サービスが突如日本進出したり、といった外的要因とその影響を瞬時に把握するためには、業界分析機能による定期的な市場観測が必須となります。ひとつひとつのサイトを分析していたらどれだけ時間があっても足りません。

上記は家電系EC17サイトをまとめた業界の2016年4月~2017年3月の推移を表したものです。図の通り11月~12月までに22%の増加を遂げています。年末のボーナス商戦の時期なので高単価の家電業界では当然、ということもあるとは思いますが、この業界の11~12月の検索キーワードを見てみると、「年賀状 宛名印刷」というキーワードが上昇率1位にきていました。

この17サイトの中で年賀状印刷をWeb上で展開していたのはわずか1社のみ。熾烈な年末商戦の裏で、確実なニーズをキャッチして、独自性を出していたと言えます。

このように、月次の変化率を追っていくからこそ見えてくる事実が山ほど存在します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

大前提として、競合分析は当然、大切ですが、競合分析だけにとどまると逆に視野を狭めてしまう恐れもあります。

視野を絞った競合分析と、視野をひろげた業界分析。これらを交互に行い、様々な視野で分析を行うことによって重要なビジネスチャンスを見逃してしまうこともなくなり、他社に見えていない新しいインサイトを発見することが可能になります。

これを読んで少しでも納得していただけたら、是非「業界分析」にチャレンジしてみてください!

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海江田 諭

Sales株式会社ギャプライズ
2014年株式会社ギャプライズ入社後、ビジネスディベロッパーとしてSimilarWeb事業の立ち上げに尽力。現在はSimilarWebPROの営業の傍ら、社内外のセミナーにてSimilarWebPROの普及に努める。自称SimilarWebエヴァンジェリスト

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