SNS界の超新星「マストドン」。SimilarWebPROでその注目度を調べてみた

新型SNS「マストドン」の話題が途絶えません。日本国内でもすでにピクシブ社やドワンゴ社がインスタンス(マストドンのサーバー)を立ち上げており、さらに直近では日本放送が新規参入するなど、有名企業を巻き込みブームの模様となっています。

すでに、日本のユーザー数は世界でNO.1とも言われており、事実、各インスタンスのユーザー数ランキングでは1位にpowoo.net(ピクシブ社のインスタンス)、2位にmstdn.jp(ぬるかる氏のインスタンス)、4位にfriends.nico(ドワンゴ社のインスタンス)と、上位の多くを日本のインスタンスが占めています。

※https://instances.mastodon.xyz/list より2017/5/6時点での情報を引用

今後もより普及の一途をたどると思われるマストドンですが、実際はどれだけ普及/注目されているのでしょうか。今回は、ユーザー数だけではわからない部分をSimilarWebPROを使ってさぐってみました。

※本記事に使用しているデータはSimilarWeb PROによって計測された統計データ、類推データを含みます。

※各種データは特定の企業、サービスを批評するためのものではなく、あくまで傾向値として紹介しております。

日本の有名インスタンスのアクセス模様

今回は日本国内のインスタンスの中でも主要な”pawoo.net””mastdn.jp””friends.nico”を対象にSimilarweb PROでセッション数の推移を取得してみました。

上記のグラフのとおり、いずれのインスタンスも公開日からトラフィックが急増しています。現段階でも大手Webメディアと比較しても遜色ないアクセス規模と言えます。

また、上のグラフはグローバルで有名なインスタンス”mastodon.social”と”mastodon.xyz”を追加して比較したグラフです。なんと、日本の各主要インスタンスはすでに海外の主要インスタンスの総アクセスをも凌駕しています。”mastodon.social”はマストドンの開発者オイゲン・ロッコ氏が運営するいわば本家のインスタンスなので、それをアクセスで上回るpowoo.netmstdn.jpはさすがと言えます。

さらに、海外の主要インスタンスをいくつかまとめ、アクセス元の地域を見てみると、半数近くが日本からのアクセスとなっていることがわかりました。もちろん、これはあくまで単なるアクセスなのでユーザー数と比例するかは不明ですが、少なくとも海外ドメインにアクセスが分散するほど注目度が高いと言えそうです。また、日本専用のインスタンスができる前から海外インスタンスでアカウントを取得していたコアユーザーの方も少なくないのではないでしょうか。

使用デバイスの傾向。各アプリの利用状況は?

次に、各インスタンスのデバイス別アクセスを見てみます。

いずれのインスタンスも、約6~7割はデスクトップ(PC)からのアクセスとなっています。運営者/関係者の方のPCアクセスも含まれていると思いますが、今のところはPCを常用する比較的情報感度の高いユーザー層が多いとも考えられます

また、各インスタンスはアプリ版のリリースも積極的に行っています。下のグラフの通り、Pawooアプリのインストール数はリリース以降より右肩上がりで伸びており、アクティブユーザー割合も平均で約40%と一般的なアプリに比べて高い水準を維持しています。

※アクティブユーザー割合はアプリのアクティブユーザー/インストール数で算出した独自の指標

一般ユーザーに普及すればするほど、モバイルウェブ/アプリからの利用は増えると予想されるので、今後はモバイルデバイスでの利用ユーザーの傾向に要注目です。

今後の展開にも期待

いかがでしたでしょうか?

以前より日本のマストドンユーザーが増えているという事実は多くのメディアで報道されていましたが、改めてSimilarWebPROで見てみると、日本でのマストドンの普及度/注目度は世界NO.1であると言えそうです。

また、もともと特定企業への権限集中がないことをコンセプトのひとつとして発表されたマストドンですが、日本では注目度の高さゆえ、今後も企業/自治体のインスタンス運営への参加も相次ぐのではないかと考えられます。自由度、マネタイズ、公共化がどのようなバランスで実現されていくのか、非常に気になるところです。

「ポストTwitter」との呼び声も高いマストドンですが、いずれ機会があれば、FacebookやTwitter等の主要なSNSとのデータ比較もやってみたいと思います。

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海江田 諭

Sales株式会社ギャプライズ
2014年株式会社ギャプライズ入社後、ビジネスディベロッパーとしてSimilarWeb事業の立ち上げに尽力。現在はSimilarWebPROの営業の傍ら、社内外のセミナーにてSimilarWebPROの普及に努める。自称SimilarWebエヴァンジェリスト

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