【キーワード選定】SimilarWebだからできる、 一歩先をいくSEO対策。Part 1

検索上位に入るためのSEO対策は、大きく3ステップあります。

キーワード選定→競合調査→コンテンツ作成

キーワード選定、競合調査、そしてコンテンツ作成。

通常ならばGoogle Analytics等を使った自社データと、選定したキーワードで実際に検索した結果から目利きで戦略を立てます。

ここから一歩先にいくSEO対策を、マルチデバイスマーケットインテリジェンスを提供できるSimilarWebを使って解説していきます。

キーワード選定

本稿ではキーワード選定をメインに解説し、競合調査、コンテンツ作成は次回執筆していきます。

【競合調査/コンテンツ作成】SimilarWebだからできる、 一歩先をいくSEO対策。Part2

基本的なSEO対策のノウハウを、ブログマーケッタージュンイチ氏のブログ、またWebマーケティングコンサルティング企業ユナイテッドリバーズ岡崎氏著書「SEO辞典」より引用させて頂きました。

ジュンイチ

SEO辞典

キーワードを決めてからコンテンツを作る

キーワード選定にどんなツールを使う?

ジュンイチ氏、岡崎氏の著書において共に唱えているのが、キーワードを決めてからコンテンツ作る、というフロー。

この際、誰でも使えるキーワード選定ツールの例は以下になります。

他にも使えるツールはありますが、本稿では割愛します。

キーワード選定におけるポイント

選定の際、気をつけるポイントは下記です。

  • 単体ワードより複合ワードを狙う
  • 競合サイトのコンテンツが弱いキーワードを狙う
  • やみくもに検索ボリュームを狙わない

上記ポイントはジュンイチ氏、岡崎氏の両者の意見を足しあわせたものです。

共通して唱えているのは、狙うべきはビッグワードではなく、スモールキーワードを使ったロングテールSEOが有効であること。

またそれを踏まえた上で、もしアクセス数を取得したければ月間検索ボリュームが多いキーワードを狙うべきだとSEO辞典では解説されています。

まとめ:キーワード選定のポイント

キーワード選定では、ツールを用い、ポイントを抑えたキーワード選定が重要となります。

SEO対策におけるキーワード選定の基本

これらの手順によって絞り出したキーワードで実際にWeb上で検索を行い、検索上位1~5位のサイトを競合調査へ進みます。

一歩先にいく、キーワード選定

マクロ観点で見る

ここからSimilarWebを使い、一歩先にいくキーワード選定を進めていきます。

SimilarWebを使ったキーワード選定では、下記の付加価値を創出できます。

  • 検索キーワードのテーマごとに解析可能
  • テーマごとのトレンドが時系列でわかる
  • 競合がどれくらいトラフィックシェアを獲得しているかわかる

細かく解析することももちろん可能ですが、マクロ観点でSEO対策におけるキーワード選定を行えることが強みです。

「旅行」だとどこが強い?

では、実際に「旅行」というキーワードをテーマに解析していきます。

「旅行」はビッグワードなので、最終的には旅行、ないし旅行に関連した複合キーワードでSEO対策をたてます。

手順1

まず、基本的なSEO対策同様サジェストツールでキーワードを抽出します。

今回は関連キーワード取得ツール(仮名・β版)を使って抽出。

SEO対策を行うためのキーワード抽出

ここで抽出したキーワードを全てSimilarWebに登録します。

抽出したキーワードをSimilarWebに登録する

これにより「旅行」というキーワードを含む842語において、どのサイトへ多く流れているかを確認できます。

SimilarWebでトラフィックシェアを確認

これは842語全て入れた時のトレンドシェアです。「旅行+地名」「旅行+アクティビティ」など、組み合わせのテーマによってはこのシェアは変わります。

なので、もしSimilarWebで調査する際は複数のキーワードグループで調査することをオススメします。

ここでSimilarWebでしかわからない要素は時系列です。

SimilarWebのトラフィックシェアを分析

例えば、先ほどのトレンドでは2017年3月と同様に、2018年3月も増加トレンドのサイトが複数見受けられます。

この月の複合キーワードをさらに解析することで、複合キーワードの特徴を時期別に調査し、自社のSEO施策に回すことも可能です。

これによって起こせるネクストアクションは以下です。

  • ノイズを除いた競合の抽出(ex.wikipedia、関連性の低いメディアetc)
  • 各競合の分析(ex.集客チャネル、人気コンテンツetc)
  • 深堀すべき”時期”の分析

まずは上記3点を抑えることが手順1において重要です。調査始めはマクロ観点で分析することで、情報の漏れを防ぎます。

これは日本を代表するマーケター/戦略家の森岡毅氏もフレームワークを使い、始めに100を揃えることが重要だと説いており、非常に重要な観点です。

数学的フレームワークを使った「足して100になる」競合抽出法

『数学的フレームワークを使った「足して100になる」競合抽出法』

手順2

手順1で「旅行」のキーワードでどのサイトへ多く流れているかわかりました。

手順2では、これらのサイトを少し細かく解析し、キーワードを選定していきます。

今回は手順1で抽出したサイト群から、旅行メディアA社のキーワードを見ていきます。

分析に入る前に、キーワード選定におけるポイントを復習します。

  • 単体ワードより複合ワードを狙う
  • 競合サイトのコンテンツが弱いキーワード
  • やみくもに検索ボリュームを狙わない

これらを一つ一つ、SimilarWebで丁寧に分析していきます。まずはA社の検索キーワードとトラフィックが多いキーワードを羅列します。

A社の検索キーワードtop20

「地名+観光」のキーワードの組み合わせが多いです。検索回数も10万を越すものから3万ほどのものまで様々です。

変化率は前月と比較し、そのキーワードでどれだけ送客率が増えたかを示します。

つまり、変化率が高いものは送客が増えていますが、減っているものは競合に取られている、ないしは全体的に検索回数が落ちている可能性があります。

トラフィックシェア、変化率、検索回数のどの切り口からでもキーワード選定の解析が可能です。今回は、変化率の切り口からSEO対策を練ってみます。

A社の検索キーワードtop20変化率順

変化率の高い順に並べてみました。

さきほどの「地名+観光」ではなくとも検索回数が多かったり、A社のトラフィックシェアが少ないキーワードも見受けられます。

例えば「大阪+名物」は変化率が高く、また検索回数も12,550あります。

ここで、A社の検索キーワード群から「名物」を含むキーワードのみ抽出します。

A社の検索キーワードtop20 名物を含むキーワード

このエクスポートしたデータを手順1と同様の作業を行うことで、「名物」を含んだキーワードでどのサイトがどれくらいシェアを獲得しているかわかります。

名物を含むキーワードのトラフィックシェア

これでみると、ある企業が「名物」を含んだキーワードでトラフィックを伸ばしていることがわかります。

この伸びてきている企業を調べることで、「名物」を含んだキーワードで戦えるか?勝てるのか?避けるべきか?等の戦略をたてることができます。

これを繰り返すことで狙っているSEOキーワードが今どういう戦況なのか把握することができます。

まとめ

今回の例では「旅行」をテーマとして始めに据え置き、調査した結果「名物」を含むキーワードで戦えるか否か、といったところまで落とし込めました。

ここまでのキーワード選定手法をまとめます。

SimilarWebを使ったキーワード選定まとめ

この手法をとる事で、SEO対策におけるキーワード選定において重要なポイントを短時間で抑えることができます。

  • 単体ワードより複合ワードを狙う→確度の高い複合ワードを抽出できる
  • 競合サイトのコンテンツが弱いキーワード→トラフィックシェアから競合が取れていないキーワードがわかる
  • やみくもに検索ボリュームを狙わない→SimilarWebで抽出できる検索回数からボリュームの程度を調査できる

これまで自社データと目利きで行ってきたキーワード選定が、競合の弱点も捉えつつ選定することが可能となります。

まとめ

今回はSEO対策における初めの一歩、キーワード選定について述べました。

自社データだけでなく、競合データも使用した調査を行うことで得られるメリットは以下です。

  • 人間の感覚値による根拠ではなく、定量データとしての根拠づけができる
  • 確度の高いキーワードを短時間で獲得できることで、データの質と時短を両立
  • 常に市場のキーワード状況を追えるため、市場の変化に対応できる

今回の内容を読み、分析等に結構時間がかかるのでは?と思う方もいるでしょう。

しかし、ツールを使わず、自身の考えに焦点を当てた定性的な根拠を元とする仮説検証を行う方が時間がかかります。さらに、その根拠はあくまで定性的なため確度が低いです。

そのため、早く、そして正確な定量的データを基軸としたSEO対策をおすすめします。

次回はSimilarWebを使ったSEO対策、競合調査とコンテンツ作成について論じていきます。

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